はじめに
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霧積温泉は、群馬県安中市松井田町にある温泉です。
平成24年4月にきりずみ館が閉館し、現在、霧積温泉は金湯館のみとなっています。
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金湯館は、西條八十の「帽子」という詩の舞台であったり、この詩をモチーフにした森村誠一の小説「人間の証明」の舞台でもあります。
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明治17年創業の金湯館は、当時の政財界、文学界の著名人が訪れたそうです。
旅館には、勝海舟や与謝野鉄幹・晶子夫妻、その他有名人が来館したとの案内が掲示されていました。
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日帰り温泉で金湯館を利用するには、旧きりづみ館に隣接する無料駐車場に車を停めた後、20~30分ほど、ホイホイ坂なる山道を登らなければなりません。
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登山靴である必要はないと思いますが、道が悪い箇所もあるので、運動靴は必須です。
また、転んで汚れたり、木の枝に引っかかって穴が開いても良い服を選ぶべきでしょう。
温泉
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玄関(受付)で入浴料を支払い、左手の廊下を進みます。
泉質は、カルシウム-硫酸塩泉です。
無色透明な温泉で、口に含むと硫黄臭の風味がします。
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源泉温度が約39℃と低めですが、加温はされていません。
しかし、私が入った時は、40℃以上あるのではないかと思えるほど温かく感じました。
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しばらく入っていると、体中に気泡がついてきました。
日帰り温泉施設の人口炭酸泉に勝るとも劣らない量の気泡の数です。
しかし、人口のそれよりも気泡が細かく、これが天然温泉の気泡か!と感嘆しました。
感想
湯あがりに玄米茶と茶菓子のサービスがありました。
また、平成26年3月で、日本秘湯を守る会から脱退したみたいです。
日帰りの場合は山道を登る苦労がありますが、宿泊すれば送迎してもらえるようです。
長湯が楽しめる温泉なので、宿泊してゆっくり何度も浸かりたいと思いました。
データ
群馬県安中市松井田町坂本1928
営業:12:00~(要確認)
料金:大人700円