会津西山温泉 滝の湯

はじめに

福島県柳津町にある会津西山温泉は、古くは湯治場として栄えたそうです。

今回は、滝の湯に宿泊しました。

温泉

滝の湯には、内湯が2つ、露天が1つあります。

内湯は、それぞれ源泉が異なります。

時間によって男女が入れ替わるため、両方の源泉を楽しむためには、泊まるしかありません。

内湯(滝の湯源泉)

内湯の1つは、滝の湯源泉です。

泉質はpH=7.6のナトリウム-塩化物泉で、メタケイ酸・メタホウ酸が比較的多く含まれてしっとりとした浴感です。

ほぼ無色透明の湯に白い湯の花が見られます。

舐めると、電解質の複雑な味がします。

源泉温度が84℃と高く、湯口のところもまだまだ熱いので、とても手で触れません。

しかし、湯船の温度は気持ち熱めのちょうど良い温度で、入浴後も体がぽかぽかし続け、湯冷めしませんでした。

内湯(荒湯源泉)

もう1つは、荒湯源泉です。

泉質は、pH=8.0の含硫黄-ナトリウム-塩化物泉で、滝の湯源泉と同程度のメタケイ酸等が含まれています。

こちらも、ほぼ無色透明で、白い湯の花が確認できました。

ただし、滝の湯源泉と異なり、若干の硫黄臭があります。

こちらも、源泉温度は81.8℃と高いため、湯口では空気に接するようにし、冷ましながら湯船に注いでいるようです。

浴感は、滝の湯源泉とほぼ同じで、しっとりやさしい温泉です。

硫黄臭がする分、私は、荒湯源泉の方が好みです。

露天

露天は、混浴となっています。
女性専用時間が19:00~21:00と設けられているため、女性も気兼ねなく利用できるよう配慮されています。

この露天風呂の源泉は、さきほどの荒湯源泉となります。

さきほどの内湯と異なり、匂いがこもらないので硫黄の匂いはあまりしません。

露天からは、この旅館の名前にもなっている滝が見えます。

川では魚釣りをしている人がいました。

食事

滝の湯の夕食は、地元のものや旅館の菜園で育てた植物などが使われており、満足できます。

感想

滝の湯の温泉は源泉かけ流し、加温なし、加水なしで、泉質も文句のつけようがありません。

データ

福島県河沼郡柳津町砂子原字長坂829
営業 10:00~18:00
料金 大人500円

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