二岐温泉 湯小屋旅館

初回 2014.7.12
再訪 2021.12.4

はじめに

福島県天栄村にある二岐温泉ふたまたおんせん湯小屋旅館に泊まりました。

湯小屋には混浴内湯、混浴露天、女性内湯がありますが、今は新型コロナウイルス感染症対策により貸切利用となっています。

初回

初めて訪れた時は、だいぶ年季の入った建物でしたが、それ以降に改装され、とても綺麗になりました。

なお、建替え前は入口が違いました。

上の写真の左奥に映っているのが前の玄関です。

宿泊利用の場合は、急な坂道を下って車を玄関の隣に着けることができます。

今回は、雪が解けて凍っていて降りたっきり登ってこれない気がしたので、横付けせずに階段を下りて行きました。

長い階段を下っていくと、建屋が見えてきます。

温泉

浴室は玄関よりも低いところにあるので、長い階段を下りていきます。

手摺はありますが、足腰が弱い人は少し大変かもしれません。

初回

以前は強い風が吹いたら吹き飛んでしまいそうな造りでした。

なお、階段の位置は以前よりも少しずれたそうです。

階段降りて右を向くと、手前に女性内湯、奥に混浴内湯と混浴露天があります。

混浴内湯

脱衣所も前の造りとほぼ変わりませんが、脱衣スペースが少し広くなったような気がします。

脱衣所の奥の戸を開けると、6人ほど入れる大きさの湯船があります。

温度はかなり熱いのですが、柔らかい浴感です。

湯小屋旅館には、2つの源泉を混ぜて使用しているようです。

1つ(7号泉)は、源泉温度52.3℃、pH=9.2の カルシウム-硫酸塩泉で、もう1つ(13号泉)は、源泉温度41.8℃、pH=9.2のカルシウム-硫酸塩泉です。

湯使いは源泉かけ流しで、おそらく加水もしていないと思います。

飲泉用のコップがあったので、少しいただきました。

無色透明、無味無臭です。

アルカリ性のためやわらかい浴感ですが、肌を撫でると、少しひっかかりのあるキシキシ感があります。

混浴露天

湯船の先には戸があり、混浴露天へと繋がっています。

戸を開け、階段を下りたところに湯船が見えます。

湯船は2つあり、手前の湯船のオーバーフロー分が奥(川側)の湯船に流れています。

このため、手前側は熱めで鮮度がよく、奥側はぬるく長湯向きです。

湯使いは、内湯と同様に源泉かけ流しです。

夜は雪が降ってきて、湯船にたどり着くまでが冷たくて大変でした。

雪はそれほど積もりませんでしたが、前日よりも雪が多くて冬景色を楽しむことができました。

女性内湯

女性内湯は、3~4人ほどが入れる湯船です。

利用者が少ないためか、温度は高めに設定してありました。

使用源泉は混浴風呂と同じで、源泉かけ流しです。

食事

夕食

不覚にも、写真を撮り忘れてしまいました。
夕食は、牛肉と豚肉のしゃぶしゃぶや地元の魚メヒカリの天婦羅などでした。
味・量ともに大満足できました。

朝食

朝食も盛りだくさんで、一生懸命食べました。

蟹クリームコロッケがおいしくて印象に残りました。

感想

1日1組しか宿泊できないので、時期によっては予約が難しいかもしれません。
しかし、無事予約できれば、他の宿泊客に気兼ねすることなく温泉を楽しむことができます。
また、改装して間もないため部屋も綺麗で広いため、楽しい時間を大事な人と共有することができるでしょう。
他の人には教えたくない旅館です。

データ

福島県岩瀬郡天栄村湯本下二俣22-7
営業 10:00~16:00(最終受付 15:00)
料金 貸切料込み大人1,000円(1組1時間貸切)

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