新菊島温泉(閉業)

はじめに

閉業しています

福島県の矢吹インターから車で15分ほど北上したところにある新菊島温泉へ行ってきました。

田んぼの中にあり、立地や外観は、廃れたブティックホテルのようです。

入口を入ると、旅館の人が出てきます。

入浴料を支払い、奥へ進むと、天狗のお面が見えてきます。

ここで、男性と女性は分かれます。

ドアを開け、脱衣所に入ると、モワっとした熱気が漂っています。

籠の正面にサウナ室がありましたが、現在は使われていませんでした。

温泉

脱衣所の先のドアを開けると、湯船と湯口、そして白い門(良い言葉が思い浮かばないので、以下、「門」と言います)が見えます。

男湯は、この門までの小さいエリアのみとなっています。

ちなみに、女湯も男湯と同じような作りになっています。

女性の門は、扉付きです。

門をくぐった先が、この温泉のメインとなる混浴エリアとなります。

混浴エリアは大変広く、20人ぐらいは入れるのでないでしょうか。

混浴エリアは大きなガラスにより採光しており、晴れた日は気持ちよく入浴できると思います。

泉質は、源泉温度38.6℃、pH=8.51の弱アルカリ性です。

お湯の色は薄い黄茶色ですが、口に含んでも味はほとんどありません。

なお、この温泉で特筆すべきことは、異様なヌルヌル感です。

湯量は多く、ドバドバと湯口から温泉が出ています。

涌出量は、毎分638.5リットルだそうです。

湯船からは、絶えずオーバーフローしており、排水口では、常に小さい渦が巻いていました。

感想

お湯の中にいても、湯船がヌルヌルするため落ち着きません。
気のせいかもしれませんが、他の温泉よりも体が浮く感覚がありました。
変わった温泉を紹介してほしい言われたら、ここを紹介すれば間違いありません。
ただし、ぬるめなので、冬は寒いかもしれません。

データ

福島県岩瀬郡鏡石町久来石南470−1
営業:閉業
料金:閉業

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