はじめに
新潟県南魚沼郡湯沢町にある貝掛温泉に入ってきました。
開湯は約700年前の鎌倉時代とされており、江戸時代には眼病治療の湯治場として多くの湯治客を集めたそうで、今でも「目の温泉」としてPRしています。
ちなみに、旅館の裏手を5分程度歩くと、「快眼の滝」という人口の滝があります。
さて、入口は三国街道沿いに大きな看板があるため、非常に分かりやすいです。
しかし、車がやっととおれる程度の細い道を進まなければなりません。
途中にある橋は、すれ違うことができないため、慎重な運転が求められます。
温泉
内湯
内湯は広く、天井も高く、開放感があります。
入口のすぐ脇には「飲専用のコップも置いてありました。
飲んでみると、多少の生臭さと塩味を感じます。
味の薄いにがりといったところでしょうか。
泉質は、源泉温度36.2℃、pH=7.7のナトリウム・カルシウム-塩化物泉です。
目を洗うのにちょうどよい温度なのでしょう。
内湯の湯船は、2つに隔てられており、入口に近い湯船(小さい方)は加温された温かいお湯、奥側(大きい方)は源泉そのままのぬるいお湯が注がれています。
源泉の湯船の方では、しばらく浸かっていると、体に細かな気泡がつきます。
露天
内湯の奥にドアがあり、そこを開けると露天風呂が広がります。
露天風呂には、2つの湯船があり、右手にある小さな湯船には、加温した熱めのお湯が注がれています。
雰囲気十分ですが、むしろ作り込み過ぎ感が出ています。
露天の源泉口からはものすごい量の湯が投入されています。
ここで目を洗うと良いそうです。
感想
やさしい浴感で、レベルの高い温泉だと思いました。
アクセスも容易なので、お手軽に秘湯を楽しめます。
ただ、熱めのお湯が好みの人には物足りないかもしれません。
データ
新潟県南魚沼郡湯沢町三俣686
営業:11:00~15:00
料金:大人1,000円