元湯甲子温泉 旅館大黒屋

初 回:2014.6.1
再訪1:2014.7.13

はじめに

福島県西郷村にある甲子かし温泉旅館大黒屋へ行ってきました。

湧湯を見出したのが、至徳元年(1348年)甲子(きのえね)の年であったことから、甲子温泉と名付けられたと伝えられています。

入口を入って、700円を支払い、旅館の奥へと進みます。

途中で、スリッパからサンダルへ履き替えます。


さらに進んで長い階段を降ります。

温泉

大岩風呂

階段の先に橋があり、橋を渡ると混浴の大岩風呂があります。

大岩風呂は150年の歴史があり、子宝の湯とも言われ、湯船の中の大きな石「子宝石」をなでると、子宝に恵まれると言い伝えられているそうです。

男性がいる場合には、女性が入るのは厳しいかもしれません。

女性専用の時間帯もあるようなので、女性はその時間帯を狙わざるを得ないでしょう。

再訪1

まず、驚くのは湯船が大きいこと。

ホームページを見ると、縦5メートル、横15メートルだそうです。

さっそく、かけ湯して足を入れると、続いて驚きます。

再訪1

あれ、足がなかなか底に届かない。

これも、ホームページによると深さは最大で1.2メートルあり、プールに近い感覚です。

お湯は、透明で無味無臭ですが、湯口を見ると温泉の成分が固まったものが見られます。

湯口から流れる温泉は少し熱めですが、湯船が大きいせいか、岩風呂全体の温度は温めです。

1時間ほどリラックスしながら入ることができました。

恵比寿の湯(内湯)

内湯

内湯は、日帰り入浴で利用する場合は、13時で終わってしまいます。

内湯は、大岩風呂へ行く途中にあります。

再訪1

暖簾をくぐると綺麗な引き戸があります。
2009年の新築オープン時に作られたものだと思われます。
傍には、成分表が貼ってあります。

再訪1

大岩風呂と異なり、こちらではシャンプー等が設置してあります。

宿泊者が体を洗うためのお風呂なのでしょう。

さほど大きくない湯船に温めのお湯が注がれています。

泉質は、大岩風呂と同じく源泉温度45.1℃、pH=7.8の単純温泉です。

恵比寿の湯(露天風呂)

再訪1

なお、外にも4~5名しか入れない小さめの湯船があります。

感想

とにかく人気のある温泉で、いつも混んでいる印象です。
加水、加温なしの源泉かけ流しでこの大きな湯船を維持できるのはすごいことだと思います。

データ

福島県西白河郡西郷村真船字寺平1
営業:10:00~15:00
料金:大人700円

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