乳頭温泉郷 妙乃湯

初 回:2014.2.3
再訪1:2015.8.29

はじめに

再訪1

秋田県仙北市田沢湖田沢にある乳頭温泉郷は7つの温泉宿で構成されています。

その中の1つ、妙の湯(たえのゆ)へ行ってきました。

温泉

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妙の湯には、「金の湯」と「銀の湯」という2つの源泉を使用した7つの湯船があります。

以下では、そのうち4つの湯船を紹介します。

銀の湯(内湯)

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脱衣所から浴室に入ると、まず男性専用の2つの湯船がが目に入ります。

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手前は「銀の湯」の湯船です。

昭和20年代から使ってきた湯船だそうで、年季が入っています。

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銀の湯の泉質は、源泉温度30.0℃、pH=6.6の単純温泉です。

無色透明、無味無臭で、特徴がないのが特徴です。

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こちらの湯船は、加温してあるため、熱めです。

後で紹介する「源泉ぬる湯」浴槽が「源泉」と謳っているとなると、循環浴槽かもしれません。

4つの浴槽のうち、最も入る時間が少ない浴槽になると思います。

金の湯(半露天)

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奥が「金の湯」の浴槽になります。

こちらは、半露天になっています。

檜でできた浴槽で、寝られるよう背もたれと枕が付いています。

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泉質は、源泉温度85.6℃、pH=2.9の酸性・含鉄-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩泉です。

舐めると、ほのかに渋い酸味があり、かすかに鉄っぽい匂いがします。

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白い細かい湯の花が舞っています。

pHが低い割には、ピリピリ感はありません。

銀の湯(露天)

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さらに奥に進むと、混浴ゾーンになります。

女性はタオル着用可能です。

右手と正面に湯船があります。

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右手の湯船は、銀の湯の「源泉ぬる湯」浴槽です。

銀の湯の源泉温度は30℃ですが、それにしては温かかったので、加温していると思われます。

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湯船の底には丸い那智石が敷き詰められています。

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浴室入ってすぐの湯船とは違い、白い湯の花のようなものが確認できました。

案内どおり、ぬるめの浴槽なので、夏の長湯に向いています。

金の湯(露天)「妙見の湯」

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正面にあった浴槽は金の湯の浴槽「妙見の湯」になります。

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先ほどの金の湯の浴槽と同じ源泉を使っているとは思えないほど色が違います。

金の湯という名前を付けたのも納得の赤茶色です。

なお、白いタオルは茶色く染まります。

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浴感は、先ほどの金の湯浴槽より、なめらかな気がします。

湯船に落ちる前のお湯は透明なので、酸化の度合いで色が変わるのかもしれませんが、詳細は不明です。

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少し熱めの浴槽ですが、川の音を聞きながら、ついつい長湯してしまいそうです。

感想

妙の湯は、乳頭温泉郷の宿の中でも人気が高いようで、日帰り客もひっきりなしに来ます。
宿泊者専用の浴槽もあるようなので、いずれ宿泊したい宿の1つです。

データ

秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ヶ岳2-1
営業 10:00~15:00
料金 大人720円

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