奥祖谷二重かずら橋

徳島県三好市にある奥祖谷の「二重かずら橋」へ行ってきました。
祖谷のかずら橋といえば西祖谷地区にあるかずら橋が有名ですが、奥祖谷のかずら橋はさらに車で40分ほど奥へ進んだところにあります。
「日本三大秘境の1つ、祖谷」として使われる写真は、この二重かずら橋です。

国道なので軽い気持ちで運転していたら、道は狭いわ、対向車(特にトラック等の工事車両)が多いわ、ひどい目に遭いました。
後で調べてみたら、「祖谷のかずら橋」から先は、日本有数の酷道と呼ばれる国道439号(通称:酷道ヨサク)だそうです。
運転に自信のない方は、路線バスかタクシーがいいかもしれません。

さて、やっとこさ着いた奥祖谷のかずら橋は、男橋、女橋、さらにその隣に人力で動くロープウェイの野猿があります。
入口を下っていくと男橋が見えてきます。

男橋方向と女橋・野猿方向の分かれ道があります。
どちらから渡っても同じですが、今回は先に女橋・野猿方向へ向かいました。

女橋は男橋よりも距離が短い分、より揺れるように感じました。
見た目はすべて蔓でできているように見えますが、蔓のなかにワイヤーケーブルが入っているため安全面は問題ありません。

そうはいっても、蔓はゴワゴワしていて掴みにくく、足元は踏み板の隙間から川が丸見えで、やはり怖いです。
他に観光客がいなかったため、自分のペースで渡ることができたのは幸いでした。

野猿です。
ロープを手で手繰り寄せる姿がサルのようなので野猿と呼ばれているようです。
乗り込もうとすると川の方へ動いて行ってしまうため、乗り込むのも一苦労です。

かごは小さく、定員は3名とのことですが、大人は2人も乗ればいっぱいです。
かごが乗り場から川へせり出す瞬間は緊張します。

かずら橋周辺は通路が整備されており、河原へ降りることができます。
河原からかずら橋を見上げると、絵になります。

最後に男橋です。
男橋はとにかく長いです。
途中で渡るのが嫌になります。

奥祖谷ではキャンプ場もあり、夏場にはキャンプ客も多く来るようです。

徳島県三好市東祖谷菅生620
営業 8:00~17:00(4月1日~11月30日)
料金 大人550円

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