さらば!余市20年

御存じの方も多いと思いますが、ニッカウィスキーのシングルモルト「余市」と「宮城峡」の販売は、8月末出荷分で終了します。
これまでは、余市でいえば、ノンエイジ、10年、12年、15年、20年という熟成期間の違う5種類が製造されていました。
これを、再編成し、ノンエイジ1本に統一するそうです。
端的に言うと、これまでの余市(や宮城峡)はもう飲めないということです。

それもこれも、朝の連ドラ「マッサン」せいで販売量が増加し、原酒が足りなくなったせいです。
宮城峡15年を買おうと宮城峡蒸留所へ行ったら、12年すら置いてない(在庫がない)といった事態も経験しました。
ウイスキーファンが増えるのは構いませんが、これまでのファンに負荷をかけないよう、うまくやってほしいと思うところです。

前を置きはさておき、金曜日、会社の上司が「今日空いてますか?」と声をかけてくださったので、「じゃあ、ウイスキー飲みましょう」ということになりバーへ。
いざオーダーの段なると、上司が「ウイスキーはよくわからないから任せる」というので、グレンリベット18年をおススメしました。
私はスキャパ16年。

飲んでいる最中、「昔はバランタインを良く飲んだけど、グレンリベットとは種類が違うのか」と聞かれたので、酔っ払いタヌゥーのウイスキー講座を急遽開催。
話がジャパニーズウイスキーに及んだ時に、先ほど書いたニッカウイスキーの話を思い出しました。

バーテンバーさんに確認すると、余市も宮城峡もまだあるとのこと。
余市15年を所望すると、20年を勧められ、迷わずオーダー。

調子に乗って宮城峡15年も所望。
もうこの味は最後かと思うと、悲しくなりました。

その後も、ボウモア15年、ラガヴーリン16年と杯を重ね、締めにお気に入りのアードベッグコリーヴレッカンを所望すると、まだ残ってますよ?と言われました。
そう、アードベッグ200周年記念ボトル「パーペチューム」のことです。
え、まだあるの?ラッキーと、ここでも迷わずオーダー。

楽しい金曜日でした。

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