京都・大阪旅行2日目は、この旅の主目的である山崎蒸留所へ行きました。
今回は、事前に予約していた「ウイスキー匠の技講座」を受講しました。
1人2,000円の有料講座です。
まずはじめに、およそ30分間かけて、創始者の説明を受けたり、ウイスキーの製造工程を見学します。
見学を終えた後、シングルモルトウイスキー「山崎」を特長づける4種類の原酒(非売品)、さらには樽詰めする前(蒸留したて)のニューポットも含め、チーフブレンダー・福與伸二の映像に合わせて、実際にテイスティングしました。
以下、私の感想です。
ホワイトオーク樽原酒
北米の代表的なたる樹種の樽。軽い、ハニー系の香り、癖がない。
シェリー樽原酒
シェリー樽を熟成させた後の樽。レーズンやライムのような甘ったるい香り、ねっとり、甘い、酸味がある。
ミズナラ樽原酒
日本オリジナルの樽材の一種。上品な香り、白檀、軽い渋み。
ワイン樽原酒
ワインを熟成させた後の樽。ホワイオーク熟成後にボルドーワイン樽に移して6カ月。プリンのような甘い匂い、口当たりがよい。
ニューポッド
蒸留後、樽に入れる前のウィスキー。穀物臭い、甘ったるい。
蒸留所出口付近では、有料で試飲できるコーナーもありました。
今回のセミナーでは、樽別の特徴を覚えることができます。
今後、ウィスキーを飲む際に樽の個性を確認しながら楽しむことができるようになるので、非常に有意義なものとなりました。
この後京都に戻り、京都タワー地下にある浴場で汗を流し、帰路につきました。