鈴虫寺

土日を使って京都・大阪へ行ってきました。

東京6時50分発の新幹線(のぞみ)に乗り、京都駅に着いたのは9時10分頃でした。
初日は、伏見、祇園へ行くことしか決まっていなかったので、急遽、思い出の鈴虫寺へ行くことにしました。

その昔、10年近く前に、一度来たことがあります。
その時に購入した「幸福御守り」を返納することが目的です。

鈴虫寺は、嵐山にあります。
正式には、妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)」といいますが、約5000匹の鈴虫を飼っており、通年、鈴虫の音色を聴くことができるため、鈴虫寺と呼ばれています。

150人ほど入る大広間で、30分ほどお坊さんの話を聞きます。
各人にお茶とお菓子が出るのが特徴です。

なお、お坊さんの話のテーマは以下のとおりです。

1 為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり
⇒ 失敗を恐れず、行動すること

2 和顔愛語(わがんあいご)
⇒ いつも笑顔で。

3 家和万事成(いえわしてばんじなる)
⇒ 社会生活の最小単位である家族を大事に。

長い時には3時間待つこともあるそうですが、30分程度で大広間に入ることができました。
お坊さんの話し方は、吉本のお笑い芸人のそれで、いくつも笑いをとっていました。

ここのお寺では、幸福御守りを買い、わらじを履いたお地蔵さまに願事をすると願いが叶うことになっています。
お願いごとをする際に必要な幸福御守りは、300円で売っています。
以前に買った幸福御守りを返納することを目的としていたので、今回は、幸福御守りは買いませんでした。

拝観が終わった直後、豪雨が降ってきたので、すぐそばにある飲食店で雨宿りを兼ねてお昼を食べました。
天ぷらそば定食を注文しました。
そばやえび天は、値段相応においしいものでしたが、特においしかったのはご飯とだし汁です。
ご飯は、山椒の効いたちりめんじゃこが散らしてありました。
だし汁も、やさしい上品なうまみがあり、全部飲み干してしまいました。
このご飯とだし汁のおかげで記憶に残る良い昼食となりました。

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